人間音痴

主に二次創作で同人活動をしている男です。時折自分の考えをまとめるのに使用しています。

今年出した同人誌を振り返る。

こんにちは。ようすけです。
今年もあと4日……4日!? 本当に!? 怖……
まぁ2019年もあと少しだし、今年のイベント納めも済んだので、今年出した同人誌を振り返りたいな〜と思いました。
なんとなくTLで察してくださってた方も多いんですが、マジで過密スケジュールすぎて……
イベントの前日に脱稿し、翌日イベントに出たら既に次のイベントの1週間前……みたいなことが何回かあって、マジで命削ったな〜と体感した一年でした。
それで、まぁ体調も当然崩してきていろんな方に心配をおかけしました。すみませんでした。
 
とりあえず、今年出した本を数えてみました。無配、自家製本を除き、印刷所さんで刷ってもらったのは全部で13冊でした。単純計算で、一ヶ月に一冊以上出してる……
ジャンル・カプ別では
 
A3! 綴真 4冊
A3! 万紬 2冊 
アイナナ やまみつ 3冊
誰ソ彼ホテル おおあと 1冊
ヒプマイ 帝幻 1冊
ドリフェス ! オール 1冊
ドリフェス ! 奏純 1冊
という感じです。A3!強いな
 
と言っても、アホみたいな過密スケジュールだった月(7月と12月)があるので、忙しさ的には波も激しいんですが。
数撃ちゃいいというものでもないとは思いますが、それでも実際にこれだけ出せた自分は偉いなと思います。
何故こんなことになったかと言うと、今年の目標が「出したい本を全部出す、飽きるまでイベントに出る」だったんです。というのも、10月に仕事場の環境が変化し、それ以降もしかしたらイベントに出れないかもしれないので、今のうちに出したいものは出そう! ということだったのです。
なので、自分の好きなジャンルのイベントがあったら申し込んで、本を作りました。
やっぱり突貫工事になってしまった本とかもあったり、前日まで徹夜してイベントの記憶があまりなかったりもするんですが……
やっぱりイベントに出るのは楽しい、そこでいろんな人と話したりできるのが楽しい、自分の作った本を手に取ってもらえるのが嬉しい、と再確認できる一年でした。
まぁ、10月に職場環境が変わり、むしろ何故かイベントに出やすくなってしまったので、これからも元気に本を出したいと思います。
 
今年出した本を一冊ずつ振り返っていきます。といっても、約一年前くらいのもあるし、原稿の最後のほうはマジで意識がないので覚えていることと覚えていないことのムラが激しいですが……
 
・1/27 TOP OF THE STAGE(アイナナオンリー)
やまみつ「君のドSスイッチが入る時」
 
 
新年一発目がこれだったのかと、若干遠い目をしてしまった……
アイナナ、そしてやまみつでスペースをいただいた初めての本です。
「やまみつ」とは言ってますが、どMな大和さんがベッドに縛られて尻にアナルプラグを入れられながら三月に騎乗位させられるっていう……マジで……新年早々俺の性癖フェスって感じのアレな本でした……
三月が大和に挿入することは一切ないんですけど、大和さんの尻も無事ではないので「やまみつスペースで頒布していいのか!?」って感じだったんですけど、pixivの反応では何故か今年一番良かったという……ちょっと複雑な……笑
僕が初めてそのジャンル、そのカプで同人誌を作る時、大抵「苦しみを抱えているキャラを幸せにしたい」という思いがあり、割とシリアスめなものを書くことが多いんですが、そのセオリーを初めてぶち壊した本でもあります。本当に内容のないエロなので……
でも、だからこそ、そういう本をたくさんの方に手に取っていただき、「自分の好きなものを書いていいんだな〜」という自信にもなった一冊です。
ちなみに、本文だけでめちゃくちゃ時間がかかり、表紙を作る時間がなくて、クリスタでただ縦にタイトルを入れただけの限界表紙です。すみません。
 
 
・2/24 SECRET SEQUENCER2(SEECオンリー)
おおあと「願わくば貴方に穏やかな夜が訪れますように」
 
 
こちらはスマホゲーム「誰ソ彼ホテル」の大外×阿鳥で初めて出した本です。
大外さんが阿鳥さんを脅して自分のものにしようとするお話です。
先ほど述べた「苦しみを抱えているキャラを幸せにしたい」という信条に則った本ですね。
大外さんには幸せになってもらいたい……けれど都合よく上手くいくお話は書きたくない……と思いながら書きました。
余談ですが、この時おおあとプチも開催されていたのですが申し込み損ね、そのせいなのかそもそも僕の本が面白そうでないからか分かりませんが、カププチがあるにも関わらず過去最低頒布数を更新してしまい、めちゃくちゃ病み散らかしました。
え!? だってそもそもジャンルオンリーも少ないし(SECRET SEQUENCERは誰ソ彼ホテルのゲームを作っている「SEEC」のゲームオンリーなので、誰ソ彼ホテルオンリーではない)、その中でカププチやってるのに!? 需要はあるよね!? って酷く落ち込み、また内容的にもどうなのかな〜と不安に思っていたので、結構ダメージを食らいました。
けれど、読んだ〜良かった〜っていうエアリプ?を見つけたり、その後にちょこちょこBOOTHで手に取っていただき、会場での反応が全てではないよな……と病み散らかしたことを後悔、反省しました。読んでくださった方、ありがとうございます。
タイトルが長すぎて、各所でタイトルが端折られるという事態が起きました。
ちなみにこちらも限界表紙です。限界過ぎて、pixivのサンプルに表紙が設定されていないレベルです。
 
 
・3/31 ますます満たされ恋一直線(真澄オンリー)
綴真「悪役」
 
 
好きだった監督が結婚を決め、傷心の真澄が抱いてくれと綴に迫る話です。
A3では何度かイベントに出ていましたが、綴真では初めて出した本ですね。
正確に言うと、スペース自体は併設の万紬オンリーでもらっていたのですが、ここで綴真出すしかない! と決めて出しました。
というのも、ゲームを始めた頃から僕は綴真が好きだったんですが、恐らく真澄がゲーム内で監督一筋なために、pixivで綴真を検索しても全く引っかからず、そうだよな〜……と心の奥にしまっていました。
万紬オンリーと併設して真澄オンリーがあると知り、「真澄関連のカプってNLばっかりじゃない……?」と思ったのですが「はっ、もしかして綴真が……!?」と思い検索したら綴真があったので「私も行きます!!!!!(?)」となったのでした。いやー、仲間がいるのって心強いですよね。
そして、想像していたよりもたくさん手にとっていただけたので、綴真も書いていいんだ〜! となったイベントでした。綴真のスペースでは出ていませんが、ここから綴真も書くようになりました。
ちなみに、表紙やタイトルに関してはかなり気に入っています。これもあまり表紙を作る時間はなかったんですが、ただの文字のベタ打ちにも関わらずそれっぽくできたなと……
また、今までタイトルをラノベみたいに文章やフレーズにしがちだったのですが、これは短い単語だけでバシッと決まり、自分の中でもストンと落ちてくるようなタイトルだったので今年で一番気に入っています。
 
 
・3/31 2人きりのCAFE TIME2(万紬オンリー)
万紬「俺の全てが君の全てを欲する」
 
 
こちらは今年2月に行われたweb企画の再録です。綴真本と一緒に出しました。
万里くんの脱いだ服の匂いを嗅ぎながらこっそりオナニーしてたら本人に見つかってしまい、そのまま本人をオカズにオナニーしてみせろ、っていう話です……(……)
万紬でスペースをもらっておいて、万紬の新刊が出せずにweb再録で茶を濁し、綴真の新刊を出すという猛烈に失礼な状況に……
でもこの後、なかなか本を出すタイミングがなかったので、ここで再録できて良かったな〜とも思っています。しかし表紙がなかなかにやばいですね。ここら辺はずっと限界表紙です。
元の企画に関しまして説明しますと、文章書きさんが集まり、その著者名を非公表にして作品を公開する、という覆面企画でした。
にも関わらず、割と大部分のかたにこれがようすけの作品だと当てられて、うれしいやら恥ずかしいやら……文章の稚拙さで分かったのか、はたまたニッチな性癖で当てられたのかは分かりません……
でもこの企画をきっかけに名前を知っていただいた方もいて、嬉しい限りです。企画主催のsinoさん、ありがとうございました。
タイトルが長い文章だと、自分でも正確なタイトルを忘れるという悪い例です(印刷所さんに申し込む時やお品書きに書く時、間違ったタイトルを書いてしまう)
 
 
・5/3 SUPER FULL BLOOM SEASON 2019(A3!オンリー)
綴真「Call me, maybe」
 
 
これは真澄がなかなか寮に帰ってこられない綴と電話でエッチなことをする話です。
これもめちゃくちゃ申し訳ないんですけど、本来はトプステのやまみつスペースをいただいていました……なのにやまみつ本を出し損ね、綴真の新刊が出るという……申し訳ないです……
綴真に関しては、お世辞にもカプのスペース数が多いわけではなく、当然やまみつや万紬のようにカプオンリーが開催されるわけでもないので、一冊でも新刊を増やしたいと燃えていた頃でした。
基本的に、既に世に出されたアーティストの曲のタイトルを同人誌に使うのはちょっとずるいかなと思っているのですが、これは初めて使ってしまった本です。カーリーレイジェプセンの「call me maybe」です。
この曲が昔からめちゃくちゃ好きで、これをめちゃくちゃ聴いてる時に思いついた話です。といっても歌詞と本の内容は全然違いますが……
確かあとがきにも書いた気はするんですが、「Call me, maybe」とは「電話してくれるよね……?」っていうちょっといじらしい感じのフレーズで、なんかそういうところが自信がありつつも自分からは踏み出せない真澄っぽいなと思い、また「Call me」を「電話して」と「名前を呼んで」にかけた本でした。
表紙は自分の中では頑張ったほうです。わりかし表紙が真っ白になりがちなので、ピンク色でとても可愛いと思っています。
 
 
・6/23 Crazy Lyric Battle 3(ヒプマイオンリー)
帝幻「渇く」
 
原稿の執筆に行き詰まると「乱暴に抱いてくれ」と頼んでくる幻太郎と、それを拒めない帝統の話。
認められたい、とか、そういう欲望と、うまくいかない現実を「渇き」というタイトルにこめました。
実はこれの表紙、「渇き」という文字をペンで塗りつぶしているようなデザインの表紙だったのですが、塗りつぶしたレイヤーを表示するのを忘れたらしく、pixivの表紙では塗りつぶされていますが、実物はめっちゃ「渇き」って書いてあるだけの表紙になってしまった、後悔の残る本です。幻太郎の悩みを上手く表現したのでは!?と思っていたので、結構がっかりしました……もちろん自分が悪いんですが……
これは、確か幻太郎がどんな家に住んでいるのか、というところがめちゃくちゃ悩んだ気がします。若い男が渋谷の一軒家に住んでるか……? どうして……?(?) みたいな話を友達として、結論として渋谷の中心から外れたところのアパートに住んでいるという設定になりました。今でもその設定は気に入っています。狭いアパートに住んでる推しはいいぞ〜!
自分自身がタバコの「ピース」を吸うので帝統にもピースを吸わせたのですが、あとになって「セブンスター」のほうが帝統っぽいなと思いました。
ちなみに、ここから地獄のイベント4連チャンが始まります。
 
 
・7/14 FULL BLOOM SEASON 9(A3!オンリー)
綴真「綴、三回回ってワンと鳴け」
 
綴がSMのAVを持っていることを知り、しかもそれが男がMのSMだったので、いつも抱かれる真澄が綴のためにSを頑張る話。
お気づきかもしれませんが、攻めがMで受けがSをする話が好きです。新年早々やまみつで書いたものと趣向が似てます。
このイベントは申し込む前に満了してしまったので、綴真スペースで委託していただきました。当日スペースにもいなかったので、あまり本を出した実感が湧かない感じだったのですが、唯一めちゃくちゃ余裕入稿した本でした。(委託してもらうので……)
冷静に、このヤベェ性癖の本を委託してもらうの、申し訳なさすぎるな……あとの祭ですが……
あと、委託のスペースさんに綴と真澄のレイヤーさんがいて、マジで、マジでこんなものを頒布してもらって申し訳ないな……ってなりました。笑
在庫を引き取りに行く時めちゃくちゃ恥ずかしかった……
内容としては、、本当、攻めが喘ぐのも好きなんですよね。タイトルには「ワンと鳴け」とありますが、なんかそんな可愛い感じではなく性的によく啼く話でした。(チャンチャン♪)
 
 
・7/21 5次元ドリーム!!!!!!! 2(ドリフェス!オンリー)
DearDream中心「佐々木純哉、ドッキリ仕掛け人大作戦!!!!!」
 
番組で、純哉がDearDreamのメンバーにドッキリを仕掛けることになり、頑張るけれどどんどん思わぬ方向に事態が進んでしまい……という話。
ちょっと言い訳をするのですが、これはアニメを数話見た地点で構想を作って、その後アニメを見て……ってごちゃごちゃしていました。なので、純哉がディアドリを抜ける嘘の理由を「アメリカに留学〜」みたいにしたんですが、これめちゃくちゃ本編と被ってますよね!?
なんかマジで頒布して数週間経つまで全然気づかなくて……アニメ本編であんなにディアドリに残る決意をしたのに、純哉がドッキリだったとしてもこんなこと言うかな……って今は解釈違いが発生しています……
ともあれ、カプ本ではない、ギャグテイストな本を久しぶりに書けてめちゃくちゃ楽しかったです。でもやっぱり、人数が多いとキャラを動かしたりするのが大変だなとしみじみ思いました。
表紙は、テレビ番組のロゴ風に頑張ったんですけどどうですかね!? 表紙の中では一番頑張った気がします。
ドリフェス!割」という、まだドリフェスを好きになったばかりの私に好きなキャラやシーンのプレゼンをしていただくと100円キャッシュバック、という企画もしました。
自分の好きなキャラ以外の意外な一面を知れたり、イベントは行けないけどプレゼンだけさせてください……!とDMをくださった熱い方もいて、ドリフェスめっちゃ愛されてんな〜!と思いました。
 
 
・7/28 はやまる鼓動は2人のヒミツ(やまみつオンリー)
やまみつ「俺のことなんか嫌いになってくれ」
 
女優と付き合ってるらしい大和さんを好きな三月が、セフレのような関係になってしまう話。
片方が女と付き合ってて、それを了承の上でカプが付き合う、というシチュが死ぬほど好きなんですよね〜。これも新たにカプを好きになると必ずやらせます。
これ、実は5/3のトプステで出す予定だったのですが、マジで構想がまとまらずにここまで延期された本です。
構想がまとまってなかったので本文も全く書き進めておらず、余裕入稿することもできず、これも割と極道入稿になりました。
大和さんって運転できたっけ? と思いつつ、調べたら「大和と万理さんが手分けして運転〜」みたいなエピソードがあったんですよね。
推しカプがコストコみたいなデカいスーパー(?)に行くのも好きだし、センスのねぇプレゼントをするのも好きなんですよ〜この本まんまですね!
あと、「三月と付き合ってる大和」をやや目の敵にしている一織、というのも好きで、最後のほうに大和と一織の後日談のようなものを書けてハッピー! な気持ちでした。
ちなみに6月のクレリリから約1ヶ月で何故4回もイベントに出ることになったかというと、「ヒプマイで出たい!」→6/23申し込む、「フルブル申し込み損ねたけどフォロワーさんが委託声かけしてくれた!」→7/14出すことになる、「スタジオユーで初のやまみつオンリー!」→7/28申し込む、「ドリフェス!にハマった!なんか二ヶ月後にイベントあるらしい!」→7/21申し込む、と言った流れです。もうマジでここの一ヶ月、空いている時間全て原稿って感じで死にそうでしたが、どれも出せてよかったなという本ばかりでした。
もうこんな無茶なスケジュールはしないぞ……と誓ったのも束の間、12月に同じことを繰り返します。
 
 
・8/25 FULL BLOOM SEASON10(A3!オンリー)
万紬「アウトサイダーラヴロマンス」
 
万紬がセックスするところを第三者に見てもらう〜というこれまた性癖オブ性癖な話。
スタジオユー主催の万紬オンリーは何度か開催されていましたが、赤ブーが企画してくれたのは初めて!ということで、約二年ぶり、二度目のインテックスでした。
インテックス、楽しいよね!スペースさんもコスできるし!来年も行きます!
内容に関してはまぁ今年一やらかしまして…同じ内容のものが二編連続して掲載されており、それに気づかなかった僕が1000円で頒布してしまうという……
僕のスペースでは、会計の計算が面倒なのと、お釣りを用意するのが面倒なのと、一冊一冊値段を決めるのが面倒なので、50ページ前後の物は全て500円、それ以上のものは1000円という値段に固定しています。
今回の内容は大体40ページくらいだったので、本来500円で頒布すべきところを、ページ数が倍だったので1000円で頒布してしまいました……
タイトルとか表紙とか内容も気に入っていたので、余計にショックで、マジでギリギリ入稿やめようねと自らに誓いました。まぁ、あまり守れてないですが……
「第三者に見てもらう」というシチュは数年前から考えていたのですが、そこに持っていくまでどうしようかなとか、いろいろ考えあぐねていた結果、このタイミングで出すことになりました。タイトルとかちょっとボカロっぽくて好きです。
にしても今年あまり新しい万紬書いてないですね? 完全に新しい作品は昨年の11月ぶりでした。
どうでもいいけど大阪でリクローおじさん食べ損ねたことを思いだしました。
 
 
・11/30 COMIC CITY SPARK-day3-
綴真「ガイさん、真澄は豆腐じゃありません!」
 
今年一番ふざけました。ご都合主義もいいところです。
ある日、綴が目覚めると真澄が2人になっていて……というハーレムもの(?)です。
10/13のスパークでこちらも委託していただく予定だったのですが、入稿する手前で台風が近づいてきました。迷惑かけるとあれだったので辞退したのですが、結局スパーク1日目自体が中止になってしまいましたね。
代替となるこのday3で、初めて綴真のスペースをいただくことができました。
片方が幼児化する、または未来から大人になった攻めが来る、みたいな設定は多いですが、時間軸そのままに2人になるのは意外とないんじゃないか!?と思って楽しく書きました。
しかし、真澄が二人になる、ということは文字だけでどっちがどっちの真澄なのか区別をつけていくかが大変で…書いているうちに「めんどくさい設定だな!?」ってなりました。
カプの周りの人が巻き込まれたりするの好きなので、普段あまり巻き込まれない人たちも巻き込んでみました。
表紙は7月のドリフェス!で味をしめたので、ロゴ風のものを頑張って作りました。
にしてもガイさんやシトロンさんは喋らせるのが難しいな〜とつくづく感じましたね。普段意識しないキャラって、一人称だったり三人称だったり、喋り方の癖だったりが意外と曖昧で、何度もいろんなストーリーを読み返しました。
 
 
・12/8 5次元ドリーム!!!!!!!3(ドリフェス!オンリー)
奏純「ひとみにひまわり」
 
ある日奏に告白された純哉はそれを断るが、なんだかもやもやして……という話。
タイトルからして気づく方もいるかもしれませんが、これも構想や発表自体は7月の5次ドリ2で出すものでした。
まぁいろいろあって出せなかったのですが、内容自体は気に入っていたのでこちらのイベントで出しました。
これ自体を思いついたのはあいみょんさんの「マリーゴールド」を聴いていた時で、「麦わらの帽子の君が揺れたマリーゴールドに似てる……」ってところに「奏じゃん!!!!!!!!!!!!」と思ったんですけど、なぜかひまわりになりました。
というのも、ひまわり畑を舞台にしたいなって言うのがあって……まぁマリーゴールドなんてやっさしいものじゃなくて、奏はひまわりだよな……っていう……
舞台は夏!って決めてたのですが、よく考えたら「夏に発表する新曲のMVって4,5月には撮るのではないか……?」と気づいてしまい、でもまぁ二次創作だからいいよね☆とうやむやにしました。ごめん。
同人誌っぽいタイトルもつけられたし、久しぶりにタイトルの伏線回収みたいなのもできた気がします。
そしてウン年ぶりにイラスト表紙を描きました!!!!!!!!!!!!
ハイキューの同人誌までは、毎回イラスト表紙を頑張ってたんですけど、そのうちに自分の下手くそな絵の描かれた同人誌をスペースに並べるのが苦痛になってきて、かつ表紙を描いている時間がない!となり、「じゃあタイトル書いてあればよくない……?毎回表紙に悩むのも疲れるし……」と、あの文字ベタ打ちの虚無表紙が生まれるようになりました。
しかし、これは表紙を描きたい!とウン年ぶりに思えました。ドリフェスってすごい!
わりかし乙女っぽい純哉が描けて良かったです。あ、当初表紙のタイトル「ひとみにひまわり」が純哉の絵の頭部分と被っていて「ひとみにひきわり」に見えて、タイトル位置を変えた経緯があります。
僕はドリフェスを圧倒的な光のジャンルだと思っているので、「このジャンルでR18出したら怒られる……?そもそも奏くんと純哉くんはえっちなことする……?」と散々悩み、わりかし健全方向で内容は進んでいたのですが、サンプルがピクシブに掲載され始めてから、むしろみんなR18書いてる!!!!!!!と知り、おまけでむりやりR18シーンをねじこみました。えっちなシーンを泣く泣く省いていたので嬉しかったです(?)
ここらへんは最近の話なので、思い出すことが多いですね。
 
 
・12/22 はやまる鼓動は2人のヒミツ2(やまみつオンリー)
やまみつ「絡み酒」
 
酔った大和さんと三月が、周りを巻き込みつつ痴話喧嘩をする話。
カプだけどR18じゃない、という本を出したのはいつぶりだ!?ってくらい、ここ最近はR18ばかり書いてたことに気づきました。
酔った大和さんが他のメンバーに絡んでく……みたいな話をずっと書きたいなと思っていたので、やっと実現できて嬉しいです。特に、最近陸がお気に入りなので、大和さんと陸を絡ませられて良かったです。
陸って……どこまでアホに書いていいのか……アホというより天然だし……みたいな悩みもあったんですけど、終始楽しく書けました。なお締め切りはやばかったですが。
今回全年齢なので、どんどんギャグを盛り込みたい!と思ったのですが、ツッコミしてくれるのが一織しかいなかった……一織お疲れ様……
あと、アイナナの中で動かす喋らせるのが個人的にめちゃくちゃ難しいのがナギなんですけど、それが如実に現れてしまった……出番が少ない……ごめんねナギ……
アイナナは本当キャラがみんな好きなので、こういう風にオールキャラっぽい話ももっと書きたいな〜と思いました。
 
 
 
どうでしたでしょうか。特に狙ったわけではないですが、やまみつに始まってやまみつに終わる一年でした。
羅列してみると、本当にいろんなジャンルで本を出したし、よくこのスケジュールで本を出せたなと思います。
でもどれも、入稿するまでは「誰も読まないよ……こんな本を徹夜してまで作る必要があるのか……」と悩みますが、いざ本が刷り上がれば、誰かに手に取ってもらえることは嬉しいし、そこで交流が生まれればさらに嬉しい。それが分かってるからこそ、徹夜してでも本を完成させたいなと思えるのでした。
 
実はこれでも、「出したい」と思いつつ、出せていない本が何冊もあります。
来年はそれを形にできたらいいなと思っています。
今年の目標は「飽きるまでイベントに出る」だったのですが、来年はあまりイベントに出ないようにしたい……と思っています。過密になればやっぱり体調は崩すし、メンタルもやられて、そのたびにフォロワーさんに心配してもらったりと迷惑かけてばかりだったので……
でも「貴方は創作から逃げられない」という忠告をいただいたので、来年は「フォロワーに心配をかけないスケジュールで本を出す」ことを目標にしようと思います。
 
来年もよろしくお願いします!