人間音痴

主に二次創作で同人活動をしている男です。時折自分の考えをまとめるのに使用しています。

ドリケット、お疲れ様でした。

20/8/30、ドリフェスWebオンリー「ドリケット」、お疲れ様でした。

やっと本日、通販でご注文いただいたものを全て発送できました。頒布数としては普段とそう変わらないんですけど、何せ今までは頒布率が9割イベント1割通販だったのが、全ての頒布物が自家通販になったため、梱包作業や発送作業に時間がかかってしまいました……

少しだけ新刊(トラシグのほう)のあとがきに書いたんですけど、普段文庫本サイズで同人誌を作っているのですが、あまりにもページ数が多すぎて印刷所の規定に収まらず、A5サイズに作り直したという経緯があります。

A5サイズで小説本出すの、何年ぶりだろう。A5サイズで70ページ、今までにない文章量です。

まぁその内容の9割くらいがただのエロなので(……)発送の直前の直前まで、「こんなものを送りつけていいのか……生き恥晒しになるのでは……」と今更なことで思い悩みつつも、「これを注文してくれた人も同類だし……」などと開き直って、やっと発送しました。

毎度のことですが、原稿中は「文章力がない」「才能がない」「もうやめたい」などと心を病んだのですが、約40000字のエロ本を書いてるだけなのになんでこんな悩んでるんだろうと更に病みました。

エロについて研究して(?)この二人はこういうシチュエーションが盛り上がるんじゃないかなどと考えて書いた短編集なので、お気に召していただけるものが一つでもあれば幸いです。

また、もう一冊はドリフェス!内のイベント「World's End」の本を書きました。パロ……というのか? このイベントの後日談的なものを勝手に想像して書いたものです。このイベントを知り、先輩ドリフェスにイベント内容を見せていただいた約1年前からずっと書きたかったお話をようやく形にできました!

ずっと前から「展開を楽しみに読んでもらえる小説を書きたい」と思っていて、今回立ち上げた『ハピエンバドエン無記載サークル「ハッピー地獄村」』の処女作となります。今回はジャブ程度というか名刺代わりというか、「こんな本を作っていくぞ」という宣言みたいなものなので、これからももっと伸び伸びと自分らしい本を書いていきたいなと思っています。

どちらの本も、我が子を見送るような気持ちもありつつ、少しでも楽しんでいただけたら嬉しいなと願っております。

 

pictSQUAREという新風

はてさて、未曾有のコロナ禍で3月あたりからリアルイベントがなくなり、やっと再開されてもなんとなく行きづらい空気。我々のオタクライフはいつ戻ってくるのか……

そんな中、8月末に開催されたWebオンリー「ドリケット」。めちゃくちゃ楽しかったです。

pictSQUAREというサービスを利用した仮想空間でのイベントでした。

pictsquare.net

↑未登録でもデモ会場に入れます!

これまた初利用だったので、どうなることやらと思っていましたが、めちゃくちゃ楽しかったです!

自分のスペースで「誰か来てくれるかな」と待っている緊張感、知り合いや見知らぬ方が自スペースに訪れてくれる楽しさ。リアルイベントに通じるものがありました。

個人的には、◯◯のアバターが走ってる!(近くを通って行った)というのが、リアルイベントで「◯◯のコスプレの方がいる!」と遠目に眺めたりするのと似ていて、とても楽しかったです。

あとコメントボードもよかったです。書いた本人とスペース主にしか見えないので、本人がご不在でもコメントを残せる! 俺は返信機能があることに気づくのに時間がかかりましたが……(すみません)

ちゃんとコメントボードの機能を見てないんですけど、あれって匿名で書き込んだりできるんですかね? やっぱり名前が出るのは少し恥ずかしい……

 

強いて言うなら、スペースにご本人っぽいアバターがいらっしゃっても、本当に本人なのか分からなかったり、アバターが無言だと「この方は画面を見ているのか?(話しかけていいのか?)」と迷ったりなどがありましたね……

特に「@離席」というコメントはよく見かけたのですが(先頭に@をつけると発言が消えずに固定される仕組みです)、少しでも動くと消えてしまうし、逆に何もコメントをつけてない人はどういう状態なのか分かりづらいかなと思いました。

リアルイベントならとりあえずスペースに座ってればいいですけれど、ピクスクは定期的に画面をいじらないとログアウトされてしまうし、上記のように動くたびコメントが消えるのでそこは面倒だなと思いました。(これはピクスクさんに意見として送ろうと思います)

あとは〜やっぱり回線が落ちる! 参加者数百人ほどのイベントでしたが、それでも何回か回線落ちしたので、リアルイベントのように様々なジャンルを複合して一度に……というのは難しそうですね。私はメインジャンル以外のジャンルの島を見たりするの好きなんですけど……

でもね〜やっぱりめちゃくちゃ楽しかったですよ! 久々のイベントの空気。

企画・運営してくださった方々に感謝です。

 

活動は意外と誰かが見てくれている

あと、私がいただいたコメントの中に「『イベントに参加しよう!』の記事を見て参加を決めました!」とか「本を作りました!」という素敵なメッセージを何件かいただきました。

 

nemuiallday.hateblo.jp

 ↑該当の記事はこいつですね

 

今読み返せば偉そうだし、「ね? 簡単でしょ(ドヤァ)」感が満載でお恥ずかしい限りなんですけど、少しでもお力添えできたなら嬉しいです。

もっとツイッターとかで同じジャンルを好きな人と話したりしたいんですけど、全然フォローが増えなくて「俺は実は界隈で嫌われてるのか!?」などと思っているのですが、ブログにしろ、同人誌にしろ、案外誰かが見てくれているもので、しかも影響を与えていたりするんだなぁとひしひし感じました。(みんなフォローしてね……)(いやでも生き恥晒しなのでフォローしなくていいです)(フォローしたらお話してね)

もし今回で「イベント参加、意外とイケるっしょ!」となった方は、またイベントに出てみたり、WEBに作品をあげてみたりしてくれたら嬉しいです。

 

ピクスクを通して感じた同人の良さ

ピクスクでは有料頒布物以外も展示できて、これぞまさに「同人即売会だな」と思いました。

実際の即売会だと確か「スペースに頒布物が(有償無償問わず)一種以上ないといけない」みたいな決まりがあったと思うんですけど、ピクスクだと見てもらうだけ、とかもできるんですよね。

なのでみなさんが思い思いの漫画だったり、イラストだったり、小説だったり、グッズだったり……を展示していて、「うおおおおおおオタク!」って思いました。(?)

同人って好きなものを好きなように作っていいんですよね。ニッチな性癖とか、上手い下手とか関係ない。それをすごく感じたイベントでした。

同人楽しいね。

 

WEBオンリー(エアーオンリー)の欠点

自分も元は5月のリアルイベントのほうに申し込んでおり、それが延期になって8月になり、それでも情勢は変わらずそちらも欠席、という形を取りました。

イベント自体は出れずとも、5月のイベント合わせで一度本を出すつもりだったのですが、全然書き上がりませんでした。

というのも、リアルイベントだと「新刊がないのにスペースに座ってるのが苦痛」とか「せっかく参加費出したんだから本を出したい」とか「この締め切りすぎたら懐が痛い」とかいろいろあって頑張れるんですけど、エアーだとそれが薄いんですよね。

スペース代はないし、どうせ参加人数少ないだろうし今回出せなくてもいっか……みたいな……

そんなこんなで、去年は個人誌を一年で15冊出したんですけど、今年は今回の新刊2冊が初めてです。

リアルイベントにはリアルイベントの良いところがあるよね。買ってくれた人との交流とか。始まる前の空気感とか。絶対に原稿を落とせない緊張感とか……

なので、もう少し状況が落ち着いたら、またリアルイベントにも参加したいなと思っています。

 

ドリフェスのオンリー、赤ブーのほうで一応来年の1月に決まってますね。有難い話です。今のところ、これに参加予定です。それまでにまた作品を書いたりできたらいいなと思っています。

では次回のイベントでまたお会いしましょう!

(みんなツイッターフォローしてよ!!!!!)